子どもセンター ビ・リーヴ

初の家庭訪問

一人暮らしを始めた卒業生のところへ初めて家庭訪問に行ってきました。ホームにいる間,お部屋は散らかりっぱなし(下着がポロリと落ちていることも)。早めに連絡してねと頼んでも,こちらから水を向けないと言わないような子だったので,どうなっているかドキドキでした。

ところが! お部屋の中はきれいに片付いていて,ご飯も作っていました。お弁当を持って行っているようですが,工夫をしているみたいです。「作らない時もあります。」と話していましたが,「できるだけやろうとしていることはすごいよ。」と伝えました。作らない時もあると言えること自体も,きちんと自分を振り返り,相手に伝えるようになっていると驚きました。

部屋の配置なども工夫して,小物がキレイにまとめて置いてありました(とにかく化粧品などの細かいものが多いのです)。

大家さんから家庭菜園の野菜をもらっていると聞き,人とのかかわりが持てているんだなあと安心するやら感心するやら。

ホームにいる時とは大違い。この違いは何でしょう。自分で考え,自分で決めて行動するということでしょうか。主体性ですね。

子どもたちは,試行錯誤しながらも自分で考えてやってみるということで力をつけていくのだと思いました。

来月も家庭訪問に行く予定ですが,どうなっているでしょうか。生活に追われてしまっていないことを願っています。